花葬

第5章

 車を運転しながら、サトルさんは楽しそうに聞いた。
「さー。ミメイどこ行きたい?」
「私はどこでもいいです」私が控えめに答えると、サトルさんはもー、前も俺が決めたじゃんと呆れつつ言った。
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