ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
 エリナが各班の鍋を見回っていると、王宮の方から誰かがやってくる気配がした。

「おや、かなりの人数がやってくるようですね」

 察知能力の高いイーシーが言った。

「あら、どなたかしら? カレーを作る匂いにつられてやってきたとか……まあ!」

 ルールーは驚いた様子で「あの方は、こちらの国の守護妖精さまではなくて?」と口元を覆った。

「あっ、ユーディリシェイラミアムスさまだにゃん」

 子猫がにっこり笑って「ユーさまー、用意ができたんですねー」と手を振ると、後ろに荷物を持った人々を引き連れたユーディリシェイラミアムスは「うん、お待たせー」と手を振り返した。

「コレットから連絡があった通りに、王宮の料理人たちと下ごしらえをしてきたよ。もう焼いてもいいのかな」

「はい、そろそろごはんも炊けるし、カレーの仕上げに入りますからお願いします」
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