ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
『そうだね、僕もスカイヴェン国とフィフィール国の行き来がしにくいことは気になっていたんだ。エリナちゃんには負担をかけてしまうけれど、守護妖精としてはぜひともやってもらいたいな』

 マーレン国の守護妖精も、三国の関係がより友好的になるということでトンネルを掘ることに賛成した。

「おふたりとも、ありがとうございます。わたしの力でどの程度できるかわかりませんが、さっそく取りかかりたいと思います」

『エリナたん、決して無理はするでないぞ。エリナたんは、いろいろと背負い込む傾向があるから心配じゃのう。ブローチの力も遠慮なく使ってたもれ』

『うん、僕も協力するよ。さっそくこっちからも妖精の力を送っておくから、ブローチから引き出して使ってね。急ぐ必要はないから、エリナちゃんのペースで進めるんだよ」

 ふたりの守護妖精はエリナの性格を見抜いていた。
 彼らからすると、生まれたてほやほやの子猫妖精は可愛い孫のようなものだから、なんでも手伝ってあげたくて仕方がないのだが、それをするとエリナの成長の機会を奪ってしまうことになるからグッと堪えているのだ。

「ユーさま、フーさま、ありがとうございます」

 こうして、フィフィール国とマーレン国の守護妖精も全面的に協力してくれることになったのだが。

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