君という鍵を得て、世界はふたたび色づきはじめる〜冷淡なエリート教授は契約妻への熱愛を抑えられない〜
「もし嫌いだったのなら無理強いしたことを詫びるが……金銭面を気にしてとか自分に自信がないから、という理由で思うように楽しめないのなら改めて欲しいな。君はすごくかわいくて綺麗なのに」
「そんな……!」
聡一朗さんからそんなふうに言ってもらえるなんて――私の頭はかっと熱くなる。
理知的で普段から無駄な言動をしない方だけに、本心を言っているように感じられて、余計に嬉しくて恥ずかしい。
「嫌いじゃないならもっとおしゃれすればいい。君なら今よりもっと綺麗になれると思うよ」
「はい……ありがとうございます」
聡一朗さんがそう言ってくれるのなら、もう少し頑張って意識してみようかな……。
なんていう私たちのやりとりを微笑ましそうに見守っていた安田さんだったけれども、はっと申し訳なさそうな顔になって、
「よくよく考えれば私が一方的に選んでいましたね。美良さんの好みをまったくうかがっていませんでした。なにかこういったのが欲しいとかありますか?」
と訊いてきてくれた。
「そんな……!」
聡一朗さんからそんなふうに言ってもらえるなんて――私の頭はかっと熱くなる。
理知的で普段から無駄な言動をしない方だけに、本心を言っているように感じられて、余計に嬉しくて恥ずかしい。
「嫌いじゃないならもっとおしゃれすればいい。君なら今よりもっと綺麗になれると思うよ」
「はい……ありがとうございます」
聡一朗さんがそう言ってくれるのなら、もう少し頑張って意識してみようかな……。
なんていう私たちのやりとりを微笑ましそうに見守っていた安田さんだったけれども、はっと申し訳なさそうな顔になって、
「よくよく考えれば私が一方的に選んでいましたね。美良さんの好みをまったくうかがっていませんでした。なにかこういったのが欲しいとかありますか?」
と訊いてきてくれた。