悠久の絃

大人の事情

〜赤城side〜

いとちゃんとのお散歩を終え、部屋に戻った直後PHSが鳴った。

「はい、赤城です。」

夜星「俺。夜星。赤城先生まだお散歩中?」

「ちょうど今戻ってきました。採血ですか?」

夜星「いや、今からなるべく早く10階の特別会議室に来て欲しい。」

特別会議室?何かやらかしたっけ…

「分かりました。すぐ行きます。」

夜ご飯の時に起こすからそれまで寝ててもいいよと、いとちゃんに声をかけ、急いでエレベーターへ向かった。
途中、夏に会ったのでいとちゃんの様子をしっかり見ておいてと伝えた。




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