ヴァンパイアは自分の親友である妹を離さない
「血を吸われてる時?う〜ん。僕は蒼炎が困ってるからただ血をあげてるだけだし。それ以外はなにも思うことはないけど。
でも、なんでそんな事きくの?」


「オレ、吸血されたことないから。蒼炎がヴァンパイアだって知ってるのに、助けてーとか言われたことないからさ。翼の血って、よっぽど美味しいんだろうなぁ〜って」


「どうだろうね。それは同じ部屋だから頼られてるだけで、深い意味はないと思うよ?」


答え方あってるかな?


でも、翼お兄ちゃんならこう返答するとおもう。


「深い意味、かぁ〜。キミはそう思ってなくてもあっちからしたら、キミはごちそうなんだよ」


「どういう意味?」


「女の子が嫌いな蒼炎が吸血するって、キミよっぽど気に入られてるんだね」


「何言ってるの?僕は男だよ。それに女の子が嫌いだから蒼炎は僕を頼ってるんだよ」


「へぇ〜。あくまでもしらを切るつもりかぁ。
キミがそのつもりならオレも深くはつっこまないけど。
でもね、オレは人一番鼻がいいから、キミが男ではないことくらいお見通しなんだよねぇ〜」


グイッと顔が近付きゼロ距離。
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