メダカなキミ。
いつの間にか、花火は終わっていて、神社の出口に向かう人の流れができていた。
二人もその流れに乗って歩く。
「よかったね!2匹掬えて。」
由里が嬉しそうに晶を見て言うと、晶も「うん」と言って、嬉しそうに頷いた。
「さっそく、明日、水草と水槽を買いに行こう。」
「うん!そうしよう。」
由里がそう答えると、晶は「見せて」と言って、由里からメダカの入った袋を受け取った。
「…ホント、寄り添って泳いで仲良さそうだな。」
晶が歩きながら、ボトルを覗き込んで言った。