問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
言わば、〝幼なじみ〟的存在。
ううん。
私の中では、れっきとした幼なじみ。
そんなよぎくんとは、いつも遊んでて。
勉強も、ゲームも、運動も、
何もかも勝ったことがない。
私の記憶に焼きつくぐらい、
何でも出来ちゃうから覚えてた。
よぎくんは忘れてるかな..................?
なんて思っていたら...........................
「うっわー!変わんねぇなぁ!羽那!」
しっかり私のことを覚えていえくれたよぎくん。
「おー、穂坂の知り合いかーーーー!!!
じゃあ、席は穂坂の隣で!」
私とよぎくんの会話を聞いた、
先生の発言によって、席が隣同士になった。
数年ぶりに隣の席になった、よぎくん。
これから、わくわくだっ!