キケンな生徒指導
軽い誘惑と禅問答
翌朝。
私はどうするべきか迷ったが、やはりどうしても学校に行く気にはなれず、二度寝をしていたら、母親からの内線電話がけたたましく鳴る。
「何…?」
「学校の先生から電話よ。アンタ、講習をサボるつもりなの!?」
「体調悪いから、断っておいてくれない…」
「とにかく、電話に出なさい!」
内線から外線に切り替わる。
「おそよう。俺はずっと待ってるんだけどな」
「生徒にあんなことしておいて、ノコノコ行くと思った?」
「前にも言ったが、俺は小娘に手を出す趣味はない。だけど、世の中にはそういう男がうじゃうじゃ居るってこと、全く判ってないみたいだから。手荒な真似したのは、悪いと思ってる」
「そうですか。じゃあ、もう切りますね」
「ダメだ。それとこれとは話が違う。まだ生徒指導は終わってないからな」
私はどうするべきか迷ったが、やはりどうしても学校に行く気にはなれず、二度寝をしていたら、母親からの内線電話がけたたましく鳴る。
「何…?」
「学校の先生から電話よ。アンタ、講習をサボるつもりなの!?」
「体調悪いから、断っておいてくれない…」
「とにかく、電話に出なさい!」
内線から外線に切り替わる。
「おそよう。俺はずっと待ってるんだけどな」
「生徒にあんなことしておいて、ノコノコ行くと思った?」
「前にも言ったが、俺は小娘に手を出す趣味はない。だけど、世の中にはそういう男がうじゃうじゃ居るってこと、全く判ってないみたいだから。手荒な真似したのは、悪いと思ってる」
「そうですか。じゃあ、もう切りますね」
「ダメだ。それとこれとは話が違う。まだ生徒指導は終わってないからな」