離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─
「ルドルフと、呼んでもらえると嬉しいのですが」
「る、ルドルフ様!本日は誠にありがとうございます」
ルドルフが贈り物の香水について相談するために、ジェニットの前の席に座る。
ジェニットはルドルフが目の前に座ってくれて自然と嬉しい気持ちが湧いた。
しかし、その席に座るということは、ルドルフには好きな人がいるという証明である。