離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─
「ザラ様はお部屋にこもりっきりでして。ついに今日は食事もなさらなくて」
「あー遅かったか。具合悪いと、こもっちゃうんだよね」
「やはりどこかお悪いのでしょうか。伺ったのですが教えてくれなくて」
案内を待たないエドワードが、ザラの私室を目指してズカズカ階段を上って行く。エドワードの後ろをジェニットはつき従った。
「こういう時は、僕以外ダメなんだ」