離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─
「ではこのザラ・ハミルトンと……」
エドワードの首に両手を回したザラが、誘惑する視線で甘い声を出す。
「結婚するのじゃ、夫様」
エドワードが思いっきり、思いっきり背骨折れそうなほどの力でザラを抱きしめる。
「今すぐ結婚するーー!!!」
ザラをぐるぐる抱きまわして、エドワードは幸福に浸った。抱きつくザラも笑顔を弾けさせる。ジェニットとルドルフは互いに見合って笑顔で拍手して、
新しい王妃の誕生を祝福した。