再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
ふたりで手分けして片づけをしたのであっという間に終わり、寝る時間にはまだ早かったのでソファに座ってテレビを見ながらくつろぐことにした。
「チャンネル変えてもいいよ。ドラマとか見る?」
「いえ、このままで大丈夫です」
加賀美さんが見ているのは情報番組。今日起きた出来事などをまとめて取り上げていた。
正直なところ普段からあまりこういったものを見ないのでちょっと飽きている。バラエティやお笑い系の番組を見たいけど、ここは加賀美さんの自宅なので一緒に情報番組を見ることにした。
時刻は午後十時。
だんだんと睡魔に襲われて瞼が閉じそうになる。
ソファの上で膝を抱えて座っていたけれど眠気でぼんやりとしてしまい、だんだんと体が横に倒れていく。
「眠い?」
そんな私に気が付いた加賀美さんがふっと優しく微笑む気配がした。
「ベッド行ってもいいよ」
「いえ、まだ起きています」
頭をぶんぶんと横に振ってしゃきっと目を開ける。けれどすぐにまた睡魔に襲われてうつらうつらしてしまう。
目を閉じたり開けたりしながら頭が左右にゆらゆらと揺れて、まるで〝起き上がりこぼし〟のようだ。
眠りそうになるたびにハッと目を開けて体勢を戻すことを繰り返していると、隣から伸びてきた加賀美さんの手がゆらゆらと揺れる私の頭をそっと引き寄せた。
誘導されるように彼の腕に頭を預ける。