再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
シャワーを浴び終えた彼がリビングに戻ってきたけど、もう少しカレーを煮込みたい。
少し待ってもらうことにして私も先にシャワーを浴びることにした。
再びリビングに戻る頃にはカレーはいい具合に煮詰まり美味しそうに完成していた。
炊き立てのお米にたっぷりとルーをかけて完成だ。それにサラダも添えてテーブルに並べる。
さっそくひと口食べた加賀美さんの反応をじっと待つ。
「どうですか?」
待ちきれなくて尋ねると、加賀美さんがにこっと微笑んだ。
「うん、美味しい。今まで食べたカレーの中で一番。佐波さんが絶品だって言うだけあるよ」
「本当ですか。お口に合いました?」
「ああ。お代わりしたいくらいだ」
ぱくぱくとカレーを口に運ぶ加賀美さんに私も自然と笑顔が溢れる。
「よかった。いっぱい作ったのでたくさん食べてくださいね」
私もカレーを口に含んだ。
今日も上出来。
お父さんにもまた食べてもらいたいな。
手術が成功して父が元気に退院した日のことを思い浮かべながら加賀美さんと一緒にカレーを食べた。
夕食が終わると加賀美さんがお皿を洗ってくれた。
カレーを作ってくれたお礼だからと言われたけれど、そもそもベッドを貸してもらっているお礼に夕食作りをしているのだからこれでは意味がない。
なにか手伝おうと加賀美さんの洗ってくれたお皿を布巾で拭くことにした。