こころ、唄う。

お揃い

あなたをもっと
感じられるための
「お揃い」は今、
あなたを忘れられない
未練の形として
あたしのそばにある


捨てて全てを
リセットしてしまえば
「新しい」を見つける気持ち


生まれるのかもしれないのに


捨てられないのは
まだあなたを愛してるから


あたしの中であなたは
まだ過去にはできない


今もまだ溢れてる


もう笑顔も声も
「お揃い」を想い合う事も


あなたの中では
過去になってるのにね


いつしか「お揃い」は
一つになって孤独を知った


寂しくて寂しくて
会いたくても


「お揃い」だったモノは
あなたを
運んできてはくれないよ
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