こころ、唄う。

硝子の心

雪崩に逆らえない
この心は
無情に流されてく


小さなことにさえ
気にしては傷ついて
気がつけば
毎日に疲れる
今が造られてゆくの


弱くて頼りない
あたしの心


誰かと関わり合う中で
あたしに向かう視線が
どんな気持ちで
触れてくるのかが
分からなくてこわい


人見知りに言葉が声に
たどり着けなくなる


あたしを
分かってほしいけど
一歩、のびる足が
臆病に引っ込めて
また隙間をつくる


小さなことにさえ
不安におびえてる
あたしを変えたくて


一歩、踏み出す勇気
どうかあたしに…


ほんのわずかな
欠片でもいいから
踏み出す勇気がほしいよ
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