こころ、唄う。

終わりのないもの

呼吸が荒くなって
のどに痛みがつっかえて
とれなくなったの..


名前を呼ぶたび思い出す


想いの丈は今も変わらず
焦がす心、色を忘れない


最後に見せた
傷ついた君の顔が離れない


あたしが傷つけた


あたしが傷つけて
終わらしてしまった


君を傷つけてしまって
もう君を愛する資格は
あたしには
残されていないのに..


君の名を呼ぶたび


呼吸が荒れ、乱れるほど
苦しくて苦しくて


愛しくて…
でもつっかえる痛みが
君を悲しませた事実を
叩き込む
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