Twinkleな彼は、【完】
「危ねえって、っ」
不機嫌になりながらも、いつも支えてくれる樹。
基本的に誰にでも優しくて、天然な樹だけど、それを上回るほど私が頼りないから、私の前ではしっかりしたお兄ちゃんキャラになってしまうらしい。
「へへ、ありがとう」
「っ」
笑顔でいうと何故か顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまう。
はあ、今日も私の幼馴染は超かっこいい!!
私を支えてくれる姿なんて、王子様だよね!
私の部屋と樹の部屋の窓は同じ位置にあり、カーテンをしない限り、中が覗けてしまうほど近くに隣接していて、昔からよく窓から渡ってお互いの部屋を行き来してる。
そうだ!!!久しぶりに会えたんだし、次いつ会えるかわからないし、このままパワー注入しておこう。
支えてもらってるまま、体を預けて、腕を樹の背中に周りして、力一杯抱きしめる。
「なにして、」
焦る樹の声が聞こえる。