人生模様

自信

強くならなきゃって、自分に言い聞かせてる時は、辛くて、苦しかった…。


不思議なもんで、達也から愛されてたって実感出来たら、自然と強くなれた…


みさとも向き合おう。やっぱり、みさとはこのままなんて嫌だ。そう思えた。


みさに電話した。


「もしもし…」


だるそうに、みさが出た


「舞だけど…。みさ、今までごめんね。舞は弱かったよね。優柔不断だった…みさに嫌われて当然だよね。でも舞は、みさと友達でいたいの」


「舞…。私もゴメン。少し言い過ぎたよね」


「言われて良かったよ」


「舞が分かってくれて嬉しい」


「仲直りのしるしに、明日学校終わったら、御飯食べに行こうよ」


「そうだね。久しぶりに行こうか」


今まで悩んでた事が嘘の様だった…。


目の前が明るくなった気分だった…。


ほんの少しの気持ちの、持ち方で世界は大きく変わる

そんな事に、やっと付けた

もう、弱くない…。
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