再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
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もらったお薬を飲んで、言われた通りにベッドに入って、ゆっくり休んだ。


久しぶりだな……こんな風にのんびり過ごすのは。
羽毛布団が気持ちいい。


私は、目を閉じて子どもの頃のことを思い返した。
朝から日が暮れるまで、ずっと瑞と一緒にいて、いっぱい遊んで、いっぱい笑った。


異性だとか、4歳年上とか……
そんなことは全く関係なかった。


死ぬほど頭が良かった瑞だけど、それを自慢したりすることもなく、穏やかで優しくて、いつだって親友みたいに思ってた。何でも話せたし、お互いの悩み相談もよくしてた。


そういえば、私の記憶では、瑞にはずっと彼女がいなかったと思う。
もちろん、私にもいなかった。
だから、必然的に時間があれば2人でいることが多かった。
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