再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
美人女医登場
電話番号とアドレスの交換が終わり、スマホをエプロンにしまった時、背後から瑞を呼ぶ声がした。


「瑞先生! 探したのよ、ここにいたのね」


少し尖った高めの声、それだけで誰だかわかった。
ここ小川総合病院の一人娘であり、内科医の小川 真菜(おがわ まな)先生。
確か、瑞と同じ28歳。


ロングでストレートの黒髪が印象的で、ワンレングスの髪をかきあげる仕草が色っぽい。大人の雰囲気漂う相当な美人だ。
その華やかさは私とは正反対で、側にいると自分の地味な顔立ちを恥ずかしいと思ってしまう。


身長も高くて170cm以上はあるかも知れない。
美人の白衣姿ってすごく素敵で、きっと男の人はみんなドキッとするんだろうな……


「瑞先生、ここにいたのね。探したわよ」


「何か用?」


「後で例の学会の資料回してね。あのテーマ、すごく興味深くて」


「ああ、すまない。まだ全部に目を通せてないんだ。先に回そうか?」
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