再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
花を贈る人
「こんにちは」


「いらっしゃいませ。あっ、坂井先生! どうされたんですか?」


突然、素敵なオーラを放ちながら店に入ってきた坂井先生に驚いた。


「愛莉ちゃんの花にいつも癒されてるからね。母にも花を贈ろうかなと」


私の名前……覚えててくれたんだ。
小川総合病院の人はみんな、私のことを斉藤さんと呼ぶから、愛莉と呼ばれるとちょっと恥ずかしい。


30歳の先生は、私より6歳年上。
目は切れ長で鼻が高くて、大人な顔立ちが色気を醸し出している。
ツーブロックでトップが長めのオシャレな髪型もとても良く似合ってて、身長は……賢人君と同じ175cmくらいかな?
白衣を着ていない姿を見ると、意外と体つきはしっかりしてる印象を受ける。
とにかくいつも冷静で、知的でクールな先生だ。


「お母様に贈られるんですね。素敵ですね、何かの記念日ですか?」
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