再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
車の中の会話
「あと2週間しかない……」


瑞とプールに行く日にちが決まって急に焦りだした。


私の身長は165cmで、どちらかといえば細身。
だけど、最近はずっと女性磨きを怠っていたせいで、お腹周りに少しつまめるお肉があることに肩を落とした。


高校生の時、水泳の授業でスクール水着を着るのが恥ずかしくて食事制限したことを思い出し、あの時以来のダイエットを決意した。


とりあえず、思い立った日から動画を見ながら、お腹を引き締める運動とヒップアップ、ついでにバストアップの体操を続けている。
本当に効くのかな? って、ちょっと半信半疑だけど……やらないよりはマシだと思った。


実は、瑞に誘われからすぐに水着を持ってないことに気付き、慌てて買いにいった。
若くて可愛い店員さんにあれこれと聞かれて、すごく恥ずかしかったけど、何度か試着もして、一緒に選んでもらった。
最後は黒か白の2択で、結局、上下、黒のビキニを選択した。
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