〜ランニング〜意味がわかると怖い話
〜解説〜


語り手は、通り魔事件の犯人だった。



風を切って走る。

鳥がないている。



これは、


風を切って走る。

鳥が泣いている。


風を切る−。これは、刃物で風という人間を刺したということ。

鳥が泣いている−。これは、刃物で刺されてしまった風という人間を悲しく思った、風さんの恋人・鳥さん。


風さんと鳥さん、という人間がいた。


その二人で河川敷を走っていると、語り手がランニング程度に切りつけたのだ。


気持ちいい。


語り手は、そう言っているのだった。





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