【プロット】力を失って追放された聖女は両片想いの騎士に純愛を捧げられて真の力に目覚める

第一話〜第三話までのプロット

【第一話のプロット】
神殿で日課の祈りを捧げていたライラは盗賊団を討伐しに行ったアルフレッド率いる騎士団が命の危機に瀕していると知る。
アルフレッドを助けようと、ライラは女神や神官長の許しを得ずに聖女の力を使う。力を放ったライラは気を失い、数日間眠り続ける。
目が覚めたライラはアルフレッドの無事を知るが、聖女の力を失くしている。
聖女としての役割を果たせないと判断されたライラは、聖女の任を解かれて侯爵家に帰されるが、待ち構えていたマグノリアから心無い言葉を言われて勘当される。
そこに礼を言いにアルフレッドが屋敷を訪れるが倒れてしまう。

【第二話のプロット】
目を覚ましたライラはアルフレッドの屋敷で介抱されている。声を失ったことにショックを受けるが、事情を知るアルフレッドに屋敷に住むように勧められる。屋敷の使用人から孤児たちの世話をしていることを聞かされると、自ら世話係を申し出る。
数日後、アルフレッドが聖騎士候補の座を辞退したことを知り、貴族から婚約話があったという噂話を聞く。
ライラはアルフレッドの迷惑になると考えて、自ら身を引くと屋敷を出る。
遠くに行こうと乗合馬車に乗っていると、森の近くで野盗と遭遇する。捕まりかけたライラだったが、追いかけてきたアルフレッドに助けられる。
ライラはアルフレッドの制止を振り切って逃げるように森に入るが、湖に気付かず落ちてしまう。

【第三話のプロット】
目を開けると、びしょ濡れのアルフレッドがおり、溺れたライラを助けてくれたことを知る。
無事を喜ぶアルフレッドの掌に、ライラは声の代わりに文字を書く。婚約話をして、屋敷から出て行く話をすると、アルフレッドからは誤解だと言われ、婚約話は断り、好きな人に告白するために聖騎士候補を辞めたと教えられる。
相手を聞いたライラに、アルフレッドはライラの名前を出すと想いを告白する。
ライラはその想いに答えようと口を開くが、声が出ず、悔しさから泣き出す。
そんなライラをアルフレッドが抱きしめると、わずかにライラの口から声が漏れる。
ライラが声を取り戻したことを喜び、2人は抱き合う。
近くの民家で服を譲ってもらうと、ライラは髪を切り、髪色を元に戻す。様変わりしたライラにアルフレッドは驚くが、すぐに受け入れると手を差し出す。
ライラがアルフレッドの手を握り返すと、2人は恋人として屋敷に帰る。