オテヤワラカニオネガイシマス!


それって幽霊とか、妖怪みたいな?



「……すごいものに会っちゃった」



名前だけでも聞いておけばよかった。



「そこは怖がれよ」

「だって。初めてみたもん」


ハッキリ見えたし。

足、あったよね。

会話も通じた。



ちょっとドキドキしているわたしの隣で

お兄ちゃんが、ため息をつく。



「頼むからバケモノは連れて帰ってくんなよ」



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