オテヤワラカニオネガイシマス!


保健室の、先生?


……にしては

少年っぽい声。


わたしの様子をみに来てくれる人なんているだろうか。

あ、保健委員さん?


「目が覚めたんだね」

「は、はい」

「開けるよ」

「え……あ、」



カーテンが、そっと、開く。



「気分はどう?」


現れたのは


見たことのない、男の子。


サラサラの黒髪で

くろぶち眼鏡をかけている。


背は案外高い。


声から想像した人物像と、なんだかちがう。


誰だっけ。


同じ学年に、こんな人いたかな。


< 31 / 43 >

この作品をシェア

pagetop