相思相愛・夫婦の日常~カケ♡サト編~
足早に教えてもらった場所に向かうと、まだランチ前なのに並んでいた。
ほぼ女性だ。
僕は特に気にすることなく、最後尾に並んだ。
サトちゃんに体調を聞こうとスマホをポッケから取り出す。
すると、タイミング良くサトちゃんからメッセージが入ってきた。
【だいぶお薬が効いて、順調に仕事出来てるよ!
カケくん、心配かけてごめんね(T_T)】
僕はフフ…と微笑んで【良かった(^^)】と返信した。
【でも、あんま無理しないでね!】
【うん。ありがとう!
今日はできる限り、残業せずに帰る!】
【そうだよ!
残業はなしだよ!
定時で帰っておいで!
ギューとチューが待ってるよ!】
【うん(*^^*)】
そして立て続けに、喜びをしめすスタンプが送られてきた。
ほんと、僕のサトちゃんは可愛い!
サンドイッチを無事に買え、ついでに自分のランチにコンビニで弁当を買って会社に戻った。
会社にある冷蔵庫にサンドイッチを入れ、ランチにする。
早く、サトちゃんの弁当食べたい。
最低三・四日は我慢しなきゃいけない。
「今度は、何?」
また佐越が声をかけてきた。
「何?って、何?」
「弁当見つめて、何してんの?」
「別に」
僕は、割り箸を割る。
「旨そう!」
「そう?」
「何か頂戴!」
「いいよ」
「じゃあ…唐揚げ!
━━━━んー、旨っ!」
佐越は、唐揚げをつまみ口に入れた。
僕は、怪訝そうに見つめた。
サトちゃんの作った唐揚げの方が、断然旨いのにな。
玉子焼も、煮物も……
「はぁー」
思わず、ため息をつく。
すると佐越が、申し訳なさそうに顔を覗き込んできた。
「え?唐揚げ、ダメだった?
だったらそう言えよ!」
「は?別にいいよ」
「じゃあなんだよ、そのため息」
「佐越には関係ないよ」
そう言って僕は、腹を満たすためだけの弁当を口に入れた。
仕事を終え、自宅に帰る。
手を洗ったりうがいをしたりしてスーツを着替え、キッチンに向かった。
僕は“サトちゃんが仕事に出てから帰ってくる間に”仕事をするようにしている。
サトちゃんを見送り、出迎えたいから。
いつもは着替えて、洗濯物を取り込んで畳みしまったら、煙草を吸ったりテレビを見ながらゆっくりしているのだが、今のサトちゃんは生理中だ。
朝食と同じように、ご飯と味噌汁を作り始めた。
ほぼ女性だ。
僕は特に気にすることなく、最後尾に並んだ。
サトちゃんに体調を聞こうとスマホをポッケから取り出す。
すると、タイミング良くサトちゃんからメッセージが入ってきた。
【だいぶお薬が効いて、順調に仕事出来てるよ!
カケくん、心配かけてごめんね(T_T)】
僕はフフ…と微笑んで【良かった(^^)】と返信した。
【でも、あんま無理しないでね!】
【うん。ありがとう!
今日はできる限り、残業せずに帰る!】
【そうだよ!
残業はなしだよ!
定時で帰っておいで!
ギューとチューが待ってるよ!】
【うん(*^^*)】
そして立て続けに、喜びをしめすスタンプが送られてきた。
ほんと、僕のサトちゃんは可愛い!
サンドイッチを無事に買え、ついでに自分のランチにコンビニで弁当を買って会社に戻った。
会社にある冷蔵庫にサンドイッチを入れ、ランチにする。
早く、サトちゃんの弁当食べたい。
最低三・四日は我慢しなきゃいけない。
「今度は、何?」
また佐越が声をかけてきた。
「何?って、何?」
「弁当見つめて、何してんの?」
「別に」
僕は、割り箸を割る。
「旨そう!」
「そう?」
「何か頂戴!」
「いいよ」
「じゃあ…唐揚げ!
━━━━んー、旨っ!」
佐越は、唐揚げをつまみ口に入れた。
僕は、怪訝そうに見つめた。
サトちゃんの作った唐揚げの方が、断然旨いのにな。
玉子焼も、煮物も……
「はぁー」
思わず、ため息をつく。
すると佐越が、申し訳なさそうに顔を覗き込んできた。
「え?唐揚げ、ダメだった?
だったらそう言えよ!」
「は?別にいいよ」
「じゃあなんだよ、そのため息」
「佐越には関係ないよ」
そう言って僕は、腹を満たすためだけの弁当を口に入れた。
仕事を終え、自宅に帰る。
手を洗ったりうがいをしたりしてスーツを着替え、キッチンに向かった。
僕は“サトちゃんが仕事に出てから帰ってくる間に”仕事をするようにしている。
サトちゃんを見送り、出迎えたいから。
いつもは着替えて、洗濯物を取り込んで畳みしまったら、煙草を吸ったりテレビを見ながらゆっくりしているのだが、今のサトちゃんは生理中だ。
朝食と同じように、ご飯と味噌汁を作り始めた。