あのメガネアイドルは…。

味方の登場



主任「あ、あ、蒼井先生」



蒼井「まぁまぁ、羽村もまだ2年ですし

そこまで言う必要はないんじゃないですか?

それに今時、体罰なんて、ねぇ?」


蒼井先生は羽村の肩に手を置いた。



学年主任はイライラを隠すことなく、でも何も言わずに教室から出ていった。


羽村「蒼ちゃん!ありがとう」

蒼井「今回はたまたま俺が見つけたからよかったけど、さすがに学年主任は敵に回すなよ」

羽村「はーい」


わかっているのかいないのか、羽村は満面の笑みを蒼井先生に向けた。

その笑顔に蒼井先生は呆れたように笑った。
< 49 / 85 >

この作品をシェア

pagetop