妖狐の末裔の狐森くんは、嬉しいと狐の耳が出てくる
クリームソーダ
しばらく、店に立ったあと
女子『西村さん、交代の時間』
西村「あ、うん。ありがとう」
エプロンを受け渡した。
西村はもう少しで、ライブの準備に行かなくてはならない。
その前に少し、狐森の教室を覗きに行った。
西村「わぁ」
店内はアメリカンレトロな雰囲気のカフェ。
レコードのジャケットやキャラクターの絵などが飾られている。
床には白と黒の模様があって、その他椅子や雑貨などは赤で統一されていた。
その中でシルバーの丸いトレーでクリームソーダを慎重に運ぶ狐森がいた。
西村(両手で持ってるのかわいい)
西村はその姿をスマホで撮影して、ライブが行われる体育館へ向かった。
○体育館の舞台裏
今は演劇部の劇が行われている。
次の次がThe tansansuiの出番だ。
西村「お疲れ様です」
『あ、琥珀ちゃん!』
『ありがとう、来てくれて』
西村「そろそろ準備したほうがいいですよね」
一条「そうだね」
The tansansuiのメンバー、そして西村は顔を合わせて笑顔になった。