のーどくたーのーらいふ
「え、もう?」














そう言って時計を見たらもう17時30分














愛「京、首長くして待ってるよ(笑)」














「そうだね(笑)」














京に連絡を入れる














[今、水族館にいる]














[了解]














[10分で着く]














ねぇねとお話してたら














京が車を降りて迎えに来てくれた














京「愛、今日はありがとうな」














愛「ううん、楽しかった〜!」














「ねぇね、乗ってく?」














愛「ううん、大丈夫〜














パパが迎えに来てくれるって言ってたから」














「そっか、また連絡するね」














愛「うん、またね!」














ねぇねとお別れして車に乗る














京「凛、疲れてない?」














「うん、全然!」














京「なら、このまま行くか」














「どこ行くの?」














京「思い出の場所」














そう言われて到着したのは














凛が1番大切にしてる場所














京に告白されたあの場所だ














手を引かれて展望台にのぼる














京「予約してる小笠原です」














店員「お待ちしておりました














ご案内します」














予約してくれてたんだ














席に案内されて京が隣に座る














店員「ご注文お決まりですか」














京「何、飲む?」














「ロイヤルミルクティーで」














京「カフェオレでお願いします」














店員「かしこまりました」














お店員さんは辞儀をして去っていく














京「意外だったか?」














「え、まぁ」














まさか、ここだとは思わないじゃん














京「レストランがいいかなって思ったけど














誕生日だしさ、節目の年だろ














だから、あえてここにした」














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