のーどくたーのーらいふ

京side

この時期が来ちゃったか...














俺は嬉しいし大丈夫なんだけど、














凛がすごく辛そうでこっちも辛くなる














コンコン、














「りーん、」














あれ、いない














しばらく、探してると














「あ、いた」














凛「グスッ、」














「井出凛さ〜ん、(笑)」














トントン、














凛「けぇ、」














「こんなところに座ってたらさ














ダメでしょ、凛」














廊下の真ん中で、泣いてる凛を見るのは














かなりこっちとしても辛い














凛「けい、会いたかった...」














「うん、俺も」














凛「けぃ、ヒック」














「とりあえず、お部屋戻ろ」














凛「イヤ、」














「イヤじゃない」














凛「抱っこ...」














「うん、するから」














そういって、凛を抱きかかえて














病室に戻った














凛「どこも行かないで...ヒック」














「居なくならないから、大丈夫」














凛「けい、好き」














「俺も好きだよ、凛」














凛「うん、」














「樹が心配してたよ、凛のこと」














凛「樹せんせ、やだ」














「やだじゃないでしょ(笑)














樹、悲しんじゃうよ(笑)」














凛「京がいい...」














「診察はどうするの?」














凛「京にしてもらう、」














「だ~め」














凛「や、」














「やじゃない」














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