のーどくたーのーらいふ
ただ、知ってる分怖さもあると思う














だから、これ以上負担にならないように














ぱぱっと終わらせることにした














「京」














ナイフで傷つけられたのなら














先が尖ってるものに対して














パニックなる可能性が高い














そういう意味も含めて、














京の名前を呼んだ。














京はその意味を理解してくれたようで














京「はる、抱きしめさせて」














春「やだっ」














「ちょっと痛いよ、」














身体は京が抑えてくれてるから














スムーズに処置できた














「京、もう終わった」














京「大丈夫」














京が春の背中をトントンしていると














少しずつ落ち着いてきたみたい














「痛かった?」














春「ちょっと、」














その不満そうに伝えてくるところが















可愛いんだよな、とか思う














「そっか(笑)」














しばらく京が隣にいて














お腹をポンポンしてたら寝た














京「寝たね、」














「だね、」














映画見たり、漫画見たりしていたら














もう少しでお昼の時間だった














京がお昼を作ってくれて














そのご飯を食べている時














凛ちゃんがムクッと起き上がって














京のことを抱きしめていた














京「ふふ、」














凛「...」














京「おはよ、凛」














凛「...」














交代はしてないみたい、良かった














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