ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
 ディルの長い指がとろりと愛液をすくい、エミの胎内に少しずつ沈んでいく。

「あっ、……んん……っ、……」
「こら、声を我慢するな。もっと、聞かせてくれ」

 ディルは指をゆっくり抜き差ししながら、エミの内部を探った。ディルしか触れたことのない内壁が、きゅうきゅうと彼の指を締めつける。ディルの指が時間をかけて深いところに到達すると、エミは甘い声を漏らした

「ふ……あっ……、そこ、……そこ好き……」
「ああ、知っているぞ。お前はここも弱い」
「うあっ、……ああっ……」
「……ああ、軽く達したな。もう一度達しておけ。そのほうが私を受け入れやすいだろう」

 ディルによって、エミは少しずつ快楽の波にのまれていく。
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