何度時間を戻しても婚約破棄を言い渡す婚約者の愛を諦めて最後に時間を戻したら、何故か溺愛されました
お気に入りの本に、習い事の話、お気に入りのお菓子、私は沢山ロイド様に私のことを教えた。

ロイド様はとても聞き上手で、話していてとても楽しく、時間はあっという間に過ぎてしまった。

「今日はとても楽しかったですわ。ロイド様!・・・また、会って下さいますか?」

「ああ」

大丈夫、この格好良い王子様に愛される様になれば、私は幸せ者だわ。

格好良くて、物語の王子様の様で、可愛い私にお似合いのはず。

それに、お父様も王族と婚姻を結ぶことを昔から望んでいた。


ロイド様、私だけの王子様になって下さいますか?

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