HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
今年の夏は酷暑で、もうすぐ十月だと言うのに、厳しい暑さが残っていた。

読経の響く中。

私は急に気分を悪くした。

由夢さんが私を連れ出し、法要後の食事を予約した懐石料理の店に車で向かい、座敷で休ませてくれた。

「すいません…」

「いいのよ…無理しなくてもいいのに…」
「でも…白石家の嫁として…」

「おねえちゃん。だいじょうぶ?」

「ありがとう…」
幸人さんと由夢さんの娘・楓(カエデ)ちゃんが私の体を心配した。

「大丈夫よ…楓ちゃん」

「少し横になったら?」

「いえ…大丈夫です」
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