HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
「!!?」

昨日の激しい夜とは違い、穏やかなさざ波のような愛撫。
それでも、私の体は満たされた。

昨日の夜で避妊具を使い切ってしまった彼は躊躇っていた。

「大丈夫よ…私…妊娠しにくい体質だから…」

「そうなの?」

「うん…だから…早く来て…」

私は自ら脚を開き、催促する。

明日でお別れ。

私の返事は決まっていた。

ーーーーひと夏でお終い。

それが私の答えだった・・・


「愛してるよ…愛良」

彼は甘い囁きを添え、濡れた私の中に入った。

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