肉を斬らせて骨を断つ
仕方なしにスマホでバイトのシフトを確認する。
「やっぱりシフト入ってる」
「とても残念だ」
「……誰かに、代わってもらえるか、相談してみよう、かな」
なんでそんなことを言ってしまったのか、あたしにも分からない。
ただ、純玲の顔がぱっと輝いたので、途端に嬉しい気持ちと焦りが押し寄せる。
「いや、相談するだけだし、行けるか分かんないから期待しないで」
「分かった」
「本当に分かってる?」
「分かってる」
期待に満ちた表情だ。夢に見ないと良いな、とあたしは額を覆った。