肉を斬らせて骨を断つ
純玲ならもっとちゃんとした子と付き合えるだろうから、尚の事思う。
「どこと言われると」
「もしかしてセフレになりたかった?」
「違う。受験の日に、会ったんだ」
受験の日。
去年のことなのに、もう遠い昔のことのようだ。
解いた問題はうっすら覚えているけれど、その日誰とどんな会話をしたのか覚えていない。
ただ、ここで特待生に成らなければあたしには後が無かった。
「覚えてないか?」
「正直、全く。いつ、どこで?」
「帰りに、冴が受験票を拾ってくれた。その時可愛いなと思った」
「か」
可愛いな!?