肉を斬らせて骨を断つ

そんな余裕があったら返済に回してる。
純玲には想像もつかないだろうけど。

「ホテルとか持ってる彼氏とかいたら、無料で泊まらせてくれるのかな」
「うちは別荘持ってる」
「すご。やっぱりお金持ちって居るんだ」
「彼氏じゃなくても、冴が行きたいなら連れて行く」

正門を出たところで足を止める。

ずっと思ってたことがある。

「純玲ってあたしのどこが好きなの?」

こんなてきとーな性格で、友達もいなくて、キャバクラでバイトしてるような女。

あたしだって、自分の子供がこんな女と付き合いたいって言ってたら止めるだろう。

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