絶交ゲーム
実はさっきからそれを確認していたのだ。
足を切断することになった浩二。

その原因は豊に声をかけられたことにある。
さすがにゲームは成功したと思ったのだけれど、連絡は来ない。
100万ポイントは、まだ手に入っていないのだ。


「やっぱりこのゲーム壊れちゃったのかな?」


私は眉間にシワを寄せて画面を見つめる。
こんなに頑張ったのにポイントがもらえないなんて信じられない。

その時はゲーム会社に文句をつけて、なにがなんでも100万ポイントをもらわなきゃならない。


「雛は、ゲームのことしか考えてないの?」

「え?」

「人の夢を、人生を壊しちゃったんだよ?」


詩子は本気でそんなことを言っているんだろうか?
他人の人生なら、とっくに壊してきたのに。

私は弥生にイジメられている結を見る。
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