絶交ゲーム
「雛最低」

「詩子は雛のことずっと心配してたんだよ?」


私を避難する声があちこちから聞こえてくる。
ふいに、結イジメの光景が脳裏に蘇ってくる。

めかくしされて、転ばされて叩かれて笑われて。


「雛って最低!」


誰かがそう言った次の瞬間、私の頬に平手が飛んできた。
パチンッと乾いた音が響いて、ヒリヒリとした痛みが頬に走る。

それは私が結にやったことだ。
いや、それだけじゃない。

もっとひどいことを、友情の崩壊をさせてきた。
いろんな目が私を睨みつける。
その中に、結と玲香の笑みを見つけた。


「今度はお前の番だからな」


ふたりの口が、そう動いたのが見えた……。


END
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