美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。
「か、勝手なことを言わないで下さい。
わ、私はそんなこと…」

「何を言うておる。
そなたは女王陛下の器になれるのじゃぞ。」

その言葉を聞いたら、頭が完全に噴火した。



「ば、馬鹿じゃないの!
私はそんなものになる気はないわ。
お断りよ!」

私が怒鳴ったら、クラウディアさんは目を丸くしていた。



「異界の者はなんという…」

「とにかく、私はお断りですから。」

「そうはいかぬ。
異界から連れて来るのには、膨大な力と魔法石が必要なのじゃ。
そう簡単に、やり直すことは出来んのじゃ。」

また自分勝手なことを!



「そんなこと、知ったことじゃないわ。
とにかく、私はお断り。
帰らせてもらうわ。」

私がそう言うと、クラウディアさんは大きな声で笑った。



「帰る?一体、どうやって帰るつもりなんじゃ?
そなたのような一介の人間に、異界渡りが出来ると思うておるのか?」

「くっ…」

悔しい!
確かに、その通りだ。
ここが本当に異界だとしたら、どうやったら帰れるのだろう?
私は魔法使いでもなんでもない、ごく普通の人間なんだから。



「あなたが勝手に連れてきたんでしょう?
帰らせて!元の世界に戻してよ!」

「残念じゃが、それは無理じゃな。
そなたは、女王陛下の器となる。
それがそなたの運命じゃ。」

その言葉に、私は思わず号泣してしまった。

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