環くんは、フォーク化現象に悩まされている

ナイスです、カッコいいです、二人とも。


でも……

悪の組織に足を突っ込んでいる、委員長のことだ。

女子高生の挑発なんかに、動じたりはしないはず。



悪い予感は、すぐさま的中してしまった。


「フッ、君たちは甘いんだよ」


鼻で笑い、渚さんのスマホを手で払い落とした委員長。


「私のスマホ、壊れてたらどうしてくれるのよ!」


怒鳴る渚さんを、威圧感が半端ない冷酷な目でギロリ。

ビクッと震えた渚さんを見逃さず、委員長は彼女の首を片手でつかんだ。


そのままエレベーターの奥に追い込み、渚さんの背中を壁に押し当てている。


「……っ、苦しっ」
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