お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
そもそも最初から嫌われていたのだ。ここからどう巻き返したものか。
もう一度、息をついた時だった。
「……あら?」
オリヴィアから少し離れたところに、鳥がとまっている。窓から漏れる光で見る限りは、銀色に見えるような色合いの鳩だ。
赤い瞳が愛らしく、オリヴィアと目が合うと「ポポッ」と小さく鳴いた。
「こんな時間に、どうしたの?」
夜目が効かないわけではないだろうが、好んで夜間に飛ぶ鳥ではない。よく見れば、足になにかついている。
「ポポッ」
また小さな声を上げたので、オリヴィアは手を差し伸べた。すっとオリヴィアの手にとまった鳩の足には、小さな筒が取り付けられていた。
(……誰かの使い魔なのかしら。でも、危険だわ)
使い魔と契約する使役魔術の使い手はさほど多くない。兄のエーリッヒとは別の手段で連絡を取れるようにしてあるから、兄が鳩を送ってくるはずもない。
では、誰が、オリヴィアと直接連絡を取ろうとしているのだろうか。
疑問を覚えながらも筒を取り外し、中身を開いてみる。
「嘘でしょう? こんなことって……」
もう一度、息をついた時だった。
「……あら?」
オリヴィアから少し離れたところに、鳥がとまっている。窓から漏れる光で見る限りは、銀色に見えるような色合いの鳩だ。
赤い瞳が愛らしく、オリヴィアと目が合うと「ポポッ」と小さく鳴いた。
「こんな時間に、どうしたの?」
夜目が効かないわけではないだろうが、好んで夜間に飛ぶ鳥ではない。よく見れば、足になにかついている。
「ポポッ」
また小さな声を上げたので、オリヴィアは手を差し伸べた。すっとオリヴィアの手にとまった鳩の足には、小さな筒が取り付けられていた。
(……誰かの使い魔なのかしら。でも、危険だわ)
使い魔と契約する使役魔術の使い手はさほど多くない。兄のエーリッヒとは別の手段で連絡を取れるようにしてあるから、兄が鳩を送ってくるはずもない。
では、誰が、オリヴィアと直接連絡を取ろうとしているのだろうか。
疑問を覚えながらも筒を取り外し、中身を開いてみる。
「嘘でしょう? こんなことって……」