アマチュア歌い手、言葉の通じない異世界転移先で古代語翻訳家兼、歌姫になる。
【主要キャラクターの説明】
①九重 あかね(26)
肩書
世渡り人、宰相預かりの古代語翻訳家、歌い手

容姿
少しウエーブが掛かった(クセッ毛)こげ茶色のセミロングと黒目。
不健康そうな白い肌、華奢な手足。
目深にかぶった白に黒いつばのキャップ
白いパーカー、黒いパンツ(基本的に服装は白黒)
途中からは金色に、ワインレッドの石埋め込み華奢なプレスレッド

性格
内向的。口下手。そんな自分を悪くないと思っている(その分創作に想いを込められるから)
元々舌ったらずだった事を揶揄われて以降、人と話すのが極度に苦手になってしまった。(現在はボイトレとかで治っている)
チームプレイより黙々とやる方が好き(歌も、協力者が居てくれるからこそなのは分かっていつつ、団体行動自体が苦手だったから孤高だった)
歌の評価は「物悲し気な美しさ」「孤高である美しさ」「独特の価値観」が良しとされていた。
でもこちらに来て色々な状況に置かれて人に触れて、少しずつ視野が広がり新しい表現ができるようになってくる(誰かに寄り添えるようになってくる)


②リュード(19)
肩書
宰相の子ども(孤児からの養子)、王国文官

容姿
紺色の髪、黄色い瞳。眼鏡
華奢め(だけど肩幅とか手とかはちゃんと男性)
男にしたら色白だけど、主人公よりはマシ

性格
負けず嫌い
拾ってくれた宰相に強い恩義を感じていて、彼の役に立つことが生きがい。
実は優しい(だけど不器用。ツンデレ)
宰相が心配しているのに反発する主人公に苛立ち→文官仕事には負けられない(闘争心)→時々見せる寂しげな表情が気になる→歌を聞いて、本当の彼女を見つけたような衝動に駆られる。

宰相(41)
肩書
王国宰相、公爵

容姿
アッシュグレーの髪、くすんだような深い緑
右目の下に泣きほくろ
白百合のブローチ(好いた相手の形見)

性格
物腰柔らか、気が長い。
優しいが一途。婚約者が病気で亡くなったが今もずっと思い続けている。結婚する気はない。それもあって養子を取った。

陛下(39)
肩書
王国国王

容姿
顎の下にひげ
貫禄がすごい

性格
国のためを思っているが、私人としての気持ちが無いわけじゃない
厳しい沙汰を出しても尚、主人公の事を気にしている。

【世界観設定】
シンデレラ城のような王城。
異世界転移してきた人を『世渡り人』と呼び、魔法能力の高さから重宝する傾向がある。
魔法は一部の人間(貴族と、ごく少数の平民)しか使えない。
奴隷制度や人身売買は国として禁止しているものの、撲滅はできていない。

【作品の見どころ】
・生きる事=歌う事の主人公・あかねの生き様や考え方(歌えない事は呼吸ができない事のように息苦しい、歌で誰かを傷付けたり精神を曲げるような事はしたくない)
・宰相の部下・リュードの宰相大好き具合と他の人には心を開かない・素直になれないツンデレ気質。あかねとの喧嘩。
・『世渡り人』を巡る問題(いいように使おうとする人や、世渡り人を手中に収める事で影響力を拡大しようという動きがある)に、あかねが巻き込まれるも切り抜けていく。
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