再会したクールな皮膚科ドクターは、元・売れっ娘キャバ嬢をまるごと愛で包み込む
あのとき『カルボナーラが美味しいから』と誘われたけれど、2人とも全然違うパスタをオーダーしたっけ。
まだそんなに月日は経っていないはずなのに、とても懐かしく思える。
それはきっと、優太くんとの生活がとても心地いいからだろうな。
「莉乃、なにかいいことでもあったの?」
「え、ううん! ちょっと思い出したことがあって……」
頬が緩んでいたのだろう。めぐみさんに指摘され、慌てて誤魔化した。
私、思いっきり顔に出てたよね。
これじゃあ、いいことがあった……というより、日々充実していることがバレバレじゃない。
なんとか話を逸らさないと、と思っていると「お待たせいたしました」と、カルボナーラが運ばれてきた。
よかった。なんとか、違う話へ持っていけそう。
「美味しそう。いただきます」
フォークにパスタをくるくると巻き付けて、口へと運んだ。
濃厚なクリームソースがモチモチのフィットチーネパスタによく絡んでいて、とても美味しい。
なかなかこんなに美味しいパスタは家庭では作れないけれど、今度チャレンジして、優太くんと蒼斗に食べてもらってもいいかも。
そんなことを考えながらパスタを口へ運んでいる私を見つめるめぐみさん。
どうも、なにか言いたそうな雰囲気だ。
まだそんなに月日は経っていないはずなのに、とても懐かしく思える。
それはきっと、優太くんとの生活がとても心地いいからだろうな。
「莉乃、なにかいいことでもあったの?」
「え、ううん! ちょっと思い出したことがあって……」
頬が緩んでいたのだろう。めぐみさんに指摘され、慌てて誤魔化した。
私、思いっきり顔に出てたよね。
これじゃあ、いいことがあった……というより、日々充実していることがバレバレじゃない。
なんとか話を逸らさないと、と思っていると「お待たせいたしました」と、カルボナーラが運ばれてきた。
よかった。なんとか、違う話へ持っていけそう。
「美味しそう。いただきます」
フォークにパスタをくるくると巻き付けて、口へと運んだ。
濃厚なクリームソースがモチモチのフィットチーネパスタによく絡んでいて、とても美味しい。
なかなかこんなに美味しいパスタは家庭では作れないけれど、今度チャレンジして、優太くんと蒼斗に食べてもらってもいいかも。
そんなことを考えながらパスタを口へ運んでいる私を見つめるめぐみさん。
どうも、なにか言いたそうな雰囲気だ。