【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
もはやビュッフェみたい。
「ふふっ」
面白くてつい笑ってたら、藍くんが不服そうにみんなを見た。
「……お前ら、俺にプライバシーはないのか」
「「ない!!」」
とうぜんのように桃くんと橙ちゃんがツッコむ。
藍くんが気にかけてくれた後にふたりが拾うのが、もうお決まりのパターンだ。
「残念だが、彩を独り占めは無理ってことだね」
「はぁ……」
ため息をもらす藍くんは片手で頭をかかえた。
あっという間にみんなで味わって食べ終わると、店員さんがお皿を片付けてくれた。
少しして、わたしたちのテーブルを照らすメイン照明がパッと消えて、あたりが薄暗くなった。
えっ、なに……!