恋の色した空と君
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「きょーも疲れたぁー!」

ん〜と伸びをする。


「いや、部活ほとんど喋ってただけじゃないですか。」

その横で静かにツッコミを入れられた。


「部活だけじゃないでしょ〜 ? 私たち勉強してきたんだよ ? 勉強して部活して、そりゃ疲れるじゃん!」

口を尖らせて抗議する。


圭くんは無表情に呆れを含んだような様子で私を見下ろす。


何も言われないのが一番酷なのだ。
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