モブA子と王子様の友達
とは言っても友達でもなければ知り合いでもない通行人Aの私なんかがお近づきになれるわけないんだけど、はぁ、。
いやいやいやあんなかっこいい王子様に私なんかが烏滸がましい。
「、、遠くから眺めるだけで充分です。」
一条くんは有名人だけどミステリアスで、学部も講義も空き時間もあまり知られていないらしい。
休憩時間や移動時間でも見つける人はあまりいない。
ただ1人、仲が良い友達がいることは知られている。
そのミステリアスさがより彼の神秘的な魅力を際立たせているのかもしれない。
たまたま1つ同じ講義を選択してることがわかった時は学期の始め頃の自分を心の中で褒めまくったのは良い思い出です。
今日はその講義がある日。